うどんつゆ専門会社 京兼醸造

STORY of PEOPLE ストーリー 人を知り、仕事を知る。

STORY OF PEOPLE #01  |  KAZUYA ONISHI

うどん屋さんで聞こえてくる「ここの出汁美味しいわ」の声が嬉しくて。

2018年 中途入社 大西 和也 KAZUYA ONISHI

血液型/O型
好きな食べ物/牡蠣
趣味/バス釣り

現在どんなお仕事をしていますか?

かけだし・つけだし、薄口・濃口など、主に醤油の火入れ製造を担当しています。このポジションは、「味が変だ」とか、薄い・濃いなどミスが絶対許されません。私の働き次第で会社の信頼問題にも関わってくる責任重大な仕事だと認識しています。

高校は調理系の学校?

農業高校でしたが、料理やものを作ることに興味があり料理の世界に入りました。

以前の職場で嫌なとこ、苦労したことはありますか?

ホテルが特にそうでしたが、朝が5時〜夜22時頃まで立ちっぱなしで大変でした。しょうがないとは言え、サービス業は休みが少なく、お盆や年末年始も休めなかったこと。結婚して子どもが生まれたことも重なりホテルを退職しました。やっぱり家族との時間を増やしたかったですね。

この会社にきた理由は?

再就職活動期間中に採用サイトを見て、もの作りに携わりたかったこと、これまでと全く違うジャンルに飛び込みたかったこと、この2点が応募しようと思った理由です。醤油をつくったことはなかったのですが、出汁をとる作業があるというのを見て前職での経験が少なくともいきてくるのではないかと、少し有利になるのではないか、「ここだ!」と思いましたね。

入社後、うどん屋さんの出汁に対する変化はありましたか?

入社当初は、ペットボトルへの醤油の充填業務をしていて、その頃は特に変化は感じていませんでしたが、醤油を製造する側になってからは、当社の出汁を使っているうどん屋さんに行くと「この出汁…自分が作っているんだ」とやりがいを感じます。
更に食事をされているお客さんが「ここの出汁美味しい」と話しているのが聞こえてくると嬉しいですね。
そういう時、「うどんの出汁一筋でやってきた企業だけのことはある!」と思います。またそれを自分が手掛けていると思うと嬉しく感じます。

「働いている!!」と実感することや瞬間はどの様なときですか?

自分が一生懸命に作ったものが直接お客様の元にいくと思うとやる気がでます。しんどくても、ものづくりが好きだから面白いし、楽しいと実感しています。
以前の醤油充填業務より、僕は今のポジションが自身の働き方にあっているなと感じています。もちろん前もやりがいを感じていましたが、身体を使って仕事をしている今が「働いている!!」って感じています。

入社前と後のギャップと感じたことについて。

入社前は、採用サイトでみた表面的な情報だけしか知らなかったので、醤油屋とは??何もわかってなかったです。実際、出汁をとるにしても想像以上の量で規模が違いました。笑
充填業務は、最先端の技術を取り入れていて、入社前は手作業だと思っていたこともあり、良いイメージに変わりました。あとは従業員一人ひとり協調性があり責任感が強く、仕事を途中で投げ出したりする人がいないのは良いところです。逆に悪いところは、自分も含めてごくたまに状況判断できていない時があること。改善するためには段取りやスタッフ同士の気遣いを忘れないことで、さらに効率がよくなるはずです。

入社して感じる自身の成長、何が影響して成長したのか出来事などあれば教えてください。

入社1年目は先輩社員に引っ張られるように仕事をしていましたが、その先輩の定年退職からは逆にスタッフを引っ張る側になり…一気に仕事へのプレッシャーを感じるようになりました。
ただ、私にはそれが良かったのか、責任感が増したおかげで自分が主体となって仕事をするようになり、「成長したな」と感じます。私が関わるのが、一番重要な味と品質の部分です。品質や調味料の分量、火入れの温度、冷却の温度等…本気で取り組まないと各方面からの会社への信頼残高も増えていかないと思っています。

仕事で失敗したことはありますか?

大きな声では言えませんが醤油充填の際、ホースのつなぎがあまかったり、確認ミスで液漏れしてしまったことがあります。
しかし、製造に移動してからは、重大なミスも無く今のところきています。製造の規模が大きいので一度の失敗が何十万円の損失になってしまいます。弊社はお取引先ごとにオリジナルのダシを提供しているため、お取引先ごとに違う調味料を使用しています。製造の際はスピード感を意識しつつも失敗のないようにとにかく慎重に。確認はしつこいくらいにしています。日々初心を忘れずにがんばっていきたいですね。

これまでの会社との違いはありますか?

これまでいた会社では、肩書のある人だけが評価されて、がんばっている従業員に対して給与を含め評価されることが少なかったです。弊社は、頑張ったら頑張った分だけ評価してくれる評価体制で、そこはモチベーションにも繋がっています。具体的には、社長との個別面談でひとりひとり頑張りを認めてくれて、それが給与にそのまま反映される。僕には家族、小さい子どももいるのでとてもありがたいです。
評価されるからという訳ではありませんが、今後も新しいことに挑戦し続けたいし、これからも増えていくであろう新しい種類の出汁を作っていきたいです。日々の業務においては、確実性をあげて、ブレをなくす。完璧な信頼を得ていくのが課題であり目標です。

現在のお仕事をするようになって、うどん屋さんに対する見方は変わりました?

やっぱり変わりますね。自分が作った出汁醤油のうどん屋さんに行くと嬉しいですし。
取引先ではないところに行くと、どんな味がするのかに興味があります。どれを頼めばこのお店の本質(味)がわかるか、前よりも何を注文するか悩むようになりました。笑

取引先が増えている実感はありますか?

凄く感じています。入社当時より製造している量や種類、取引先が増えています。増えれば増えるほど「やっぱりここの醤油ってすごいな」って思いますし、製造しているのが自分ということもあり自信にも繋がっていますね。